あさのことば 2020年2月 3日(月)放送

川栄智章(せんげん台教会牧師)

川栄智章(せんげん台教会牧師)

メッセージ: 兄弟愛の業



 いかがお過ごしでしょうか。せんげん台教会牧師の川栄智章です。
 教会には羊とヤギがいます。マタイによる福音書25章33節を見ると、終わりの日に羊を右に、ヤギを左に置かれますが、呪われた者どもと宣告されたヤギは抗議します。
 「『主よ、いつわたしたちは、あなたが飢えたり、渇いたり、旅をしたり、裸であったり、病気であったり、牢におられたりするのを見て、お世話をしなかったでしょうか。』」(マタイ25:37-39参照)

 ヤギは、イエス様のことを「主よ」と呼んでいますから、彼らがこれまで羊と同じ群れに属していて、自分たちも救われて当然であると考えていたようです。羊とヤギが一緒にいる限り、羊は、同じの群れの中のヤギの乱暴によって、荒らされた水を飲まなければならないこともあれば、踏みつけられぺしゃんこになった草を食べなければならない時もあり、ヤギの角によって怪我をすることもあるということです。

 では、なぜ神様は、あえて終わりの日まで羊とヤギの区別を先送りされるのでしょうか。それは、弟子たちがすぐさま救いの安寧に与るに違いないという考えを完全に捨てさせるためです。

 イエス様を信じてスタート地点に立ちました。その後に苦難な旅路が備えられているのは、私たちの信仰生活が聖霊によって導かれ、訓練されて、キリストの身体として聖なる神殿に建て上げられるためなのです。そのことを覚えつつ最後まで耐え忍び、兄弟愛の業に励む者とならせていただきましょう。

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