風間義信（仙台教会牧師）

メッセージ： 新しい年に向かって

　おはようございます。今月この番組を担当しました、仙台教会の風間義信です。
　今年も残すところ、あと3日となりました。来年に向けていかがお過ごしでしょうか。

　今ではあまり見かけなくなってしまったようですが、それでも日めくりカレンダーを毎年買われる方もいらっしゃるようです。１年365日、来年はうるう年ですから366日ですが、一日、一枚ずつめくっていき、今日を振り返り、また新しい一日に向かっていきます。

　このようなことは、日めくりカレンダーがなくてもできることです。新約聖書のペトロの手紙一1章23節ではこのように言われています。「あなたがたは、朽ちる種からではなく、朽ちない種から、すなわち、神の変わることのない生きた言葉によって新たに生まれたのです。」

　私たちに与えられている一日一日は、この「神の変わることのない生きた言葉によって」支えられるものです。日毎に生きた言葉が与えられるからこそ、昨日まで、去年までとは変わらないようであっても、新しい言葉によって今日一日を生きる力を与えられます。だからこそ、この一日が守られたことを感謝して振り返り、来たる新しい一日に新しい思いを持って過ごしていくことができます。そこに毎日新しい、生きた言葉を与えられていくという、本当の日めくりの喜びがあります。

　これから迎える新しい一年のあなたの歩みが、聖書によって、この「あさのことば」によって伝えられる「神の変わることのない生きた言葉によって」支えられることを願っています。