あさのことば 2018年2月16日(金)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

千ヶ崎基(東京恩寵教会協力牧師)

千ヶ崎基(東京恩寵教会協力牧師)

メッセージ: 世の秩序が覆っても

 いかがお過ごしでしょうか。東京恩寵教会協力牧師の千ヶ崎基です。今日も神様の御言葉に聞きたいと思います。

 世の中の大きな動きや流れがあることに気づいていても、自分ではどうすることもできないもどかしさを感じることはないでしょうか。私たちの住んでいる日本の将来のことを考えたり、世界各地で起こっている争いや緊張関係のニュースを聞く度に、そのような思いが心を埋め尽くします。

 旧約聖書のダビデという人は、自分を追い詰める人たちから嫌がらせを受け、逃げるしか生きる術がない時に嘆きました。ダビデの敵対者たちは、「世の秩序が覆っているのに、神様を信じ従う人たちに何ができようか。」と言い寄ります。国や社会の秩序、平和など、人々にとって大切な基盤となるものが蔑ろにされ、無法地帯となっている。そうなれば、人々の心配と不安は増すばかりです。
 
 でもダビデは、詩編11編4節で「主は聖なる宮にいます。主は天に御座を置かれる。御目は人の子らを見渡し、そのまぶたは人の子らを調べる。」と言いました。目の前に映る状況がどれほどひどかったとしても、それは私たちの尺度で見た評価にすぎません。どんな状況でも、全ての上におられる神様が、私たちに目を向けて下さっていることを忘れないでください。

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