あさのことば 2016年7月8日(金)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

小峯明(船橋高根教会牧師)

小峯明(船橋高根教会牧師)

メッセージ: 神を待ち望みましょう

 いかがお過ごしですか。船橋高根教会の牧師の小峯明です。
 生ける神様を信じても、その後でいろいろと、困難や厳しい試練にあったらどうすればよいでしょうか。自分を助けてくれない神様を捨ててしまうことも起こるかも知れません。
 
 聖書の信仰の先輩たちの姿を見てみましょう。旧約聖書の詩編の42編6節には「神を待ち望め」と語られています。その祈りの前に、詩編の作者は、まず神様が祝福してくださった平安と慰めの礼拝を思い起こしました。かつての祝福された日々を思い出したわけです。
 あの時は幸せだった。今は惨めな時を過ごしています。思い出すとますます今が惨めになるかも知れません。しかし、生ける神様を信ずる人は、そうではなくて、神様はまたあの時のような祝福と幸いを必ず与えてくださる、このことに心を向けています。

 あの時助けてくださった神様は、今回もまた助けてくださいます。その助けはまだ与えられません。けれども、神様はわたしたちを見捨てるはずはありません。今も生きて働いておられるからです。
 そこで試練の中にあるこの先輩は、自分に言い聞かせるように祈りました。
 なぜうなだれるのか、わたしの魂よ/なぜ呻くのか。/神を待ち望め。わたしはなお、告白しよう。「御顔こそ、わたしの救い」と。

 神様はわたしたちを忘れておられるわけではありません。わたしたちの祈りを待っておられます。必ず救いの御手を与えてくださいます。その証拠がイエス様です。
 イエス様は既に来られました。そして、十字架に掛かられて死なれますが、よみがえられました。神様はイエス様において、わたしたちに救いと人生の導きを与えてくださいます。

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