あさのことば 2016年5月22日(日)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

豊川修司(宇都宮教会代理牧師)

豊川修司(宇都宮教会代理牧師)

メッセージ: 人は神に似る者に造られた

 ご機嫌いかがですか。宇都宮教会代理牧師の豊川修司です。今週は人間の心について6回に分けてお話しいたします。今日は第1回目です。

 さて、今は何と事件の多い世の中でしょうか。連日、殺人事件や窃盗事件や車によるひき逃げ事件など、目を覆うばかりです。どうしてこれほど頻繁に事件が発生しているのでしょうか。人間は人を殺したり、傷つけたりするように造られたのでしょうか。あるいは「自分だけ良ければ、他人はどうなっても構わない」と身勝手な思いを持つように造られたのでしょうか。

 いいえ、決してそうではありません。
 聖書は、人間は神様によって造られたと語っています。身勝手なことをする人間に造られたのではありません。
 旧約聖書にある創世記1章26節、27節に次の御言葉があります。「神は言われた。『我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。』神は御自分にかたどって人を創造された。神にかたどって創造された。男と女に創造された。」

 まさしく神様は、最初の人間、アダムとエバを神様の性質に似ているように、罪がなく、正義を行い、愛を持つものとして造られました。人間は人を苦しめるために造られたのではありません。神様と隣人と共に豊かに、平和に生きるために造られたのです。ここが出発点です。

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