あさのことば 2014年3月14日(金)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

村田寿和(羽生栄光教会牧師)

村田寿和(羽生栄光教会牧師)

メッセージ: 救いの約束

 ごきげんいかがですか?羽生栄光教会の村田寿和です。
 昨日は、はじめの人アダムの罪によって、すべての人が罪を犯す者となってしまったことをお話しました。はじめの人アダムは、エデンの園の中央に生えている善悪の知識の木の実を食べてはならないと禁じられていたにも関わらず、それを食べてしまいました。

 なぜ、アダムは、禁じられていた木の実を食べてしまったのでしょうか?それは妻のエバの口を通して語られた言葉、「それを食べれば神のようになれる」という蛇の誘惑にアダムが惑わされたからです。禁じられた木の実を食べたアダムの心には、自分を神とする悪い思いがあったのです。神さまは、そのようなアダムとエバを、エデンの園から追放なされます。しかし、その前に神さまはアダムとエバに救いの約束を与えてくださったのです。旧約聖書、創世記の3章15節で、神さまは蛇に対してこう言われます。

 「お前と女、お前の子孫と女の子孫の間に わたしは敵意を置く。彼はお前の頭を砕き お前は彼のかかとを砕く。」

 神さまはアダムとエバをだました蛇、その背後に働く悪魔に勝利する女の子孫の誕生を約束されました。そして、その女の子孫こそ、今からおよそ2000年前におとめマリアからお生まれになったイエス・キリストであるのです。このイエス・キリストにあって、わたしたち人間の神のかたちは回復され、神さまとの親しい交わりに生きることができるようになります。どうぞ、あなたもこのイエス・キリストを信じてください。

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