あさのことば 2013年12月9日(月)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

浅野正紀(せんげん台教会牧師)

浅野正紀(せんげん台教会牧師)

メッセージ: 救い主イエスの誕生

 いかがお過ごしでいらっしゃいますか。せんげん台教会の浅野正紀です。今日も聖書の教えに共に耳を傾けましょう。
 クリスマスとは、わたしたちの救い主イエス・キリストの誕生をお祝いする日です。ぜひ救い主イエスの誕生の意味について考えてみましょう。

 ルカによる福音書1章には、イエス誕生の美しい物語が記されています。ナザレの町に住む若い娘のマリアに、ある日突然、天使ガブリエルが現われ、次のように言いました。「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる」。マリアは、この天使ガブリエルの挨拶の意味がよくわからず、考え込んでしまいました。
 すると天使は続けてこう言いました。「マリア、恐れることはない。あなたは神から恵みをいただいた。あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。その子は偉大な人になり、いと高き方の子と言われる。神である主は、彼に父ダビデの王座をくださる」。(30-32節)

 マリアは、ヨセフと結婚することになっていました。ところが、まだ結婚していないにもかかわらず、子どもが生まれてくることが告げられました。マリアは、びっくりしたことと思います。これが処女降誕の出来事です。処女降誕とは、救い主イエスの誕生は、全く一方的な神様の恵みの行為であり、そこに人間の意志が関わっていないことを意味しています。マリアは、神様の恵みによって用いられました。救い主イエスの誕生は、神の恵みの行為です。

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