あさのことば 2012年9月14日(金)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

木村香(川越教会牧師)

木村香(川越教会牧師)

メッセージ: 神様の呼びかけ

 いかがお過ごしでしょうか。川越教会の木村香です。
 イエス様はナインというところに行かれました。そこで一人息子を亡くしたお母さんに会います。イエス様は「若者よ、起きなさい」と言ってこの息子をよみがえらせてくださいました。

 わたしたちは自分のからだも命もわたしのもの、どうしようと自分の思いのままだと、そして自分の意志で左右できるように思いやすいのです。しかし、実際にはわたしたちは自分の背の高さであれ、寿命であれほんのわずかでも延ばすことはできません。そういう意味では自分のものと思うからだも命もコントロールできないのです。

 聖書は、神様だけが人に命をお与えになり、あるいはこれを支配なさると教えています。天地創造の時、「主なる神は、土の塵で人を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。人はこうして生きる者となった」と書かれています(創世記2:7)。
 そして神様はおっしゃいます、「若者よ、…起きなさい」。

 このような主権的な神、イエス様の語りかけをわたしたちは今、聞きました。その現場に立ち会った、と言うべきでしょうか。このイエス様の力と恵みに満ちた語りかけを、わたしたちは教会の礼拝で毎週日曜日に聞くことができるのです。
 病を癒し、命を与えることのできる神様が、わたしたちを愛し、わたしたちに「わたしのもとに来なさい」と呼びかけておられます。わたしたちはその呼びかけに人生全体でお応えしていきたいと願います。それは、わたしたちの人生、命は本来神様のものであり、人は神から出て神に帰るという、本当に幸いな力強い定めのもとにあるからに他なりません。

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