あさのことば 2012年3月16日(金)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

千ヶ崎基(東京恩寵教会副牧師)

千ヶ崎基(東京恩寵教会副牧師)

メッセージ: イエス様の家族

 いかがお過ごしでしょうか。東京恩寵教会協力牧師の千ヶ崎基です。今日も神様の御言葉に聞きたいと思います。

 マルコによる福音書3章31節から35節に、イエス様が教えられた一つの言葉があります。イエス様の行動に対し、「あの男は気が変になっている」と噂する人たちが現れると、家族は恥ずかしく思い、イエス様を取り押さえに来たというわけです。

 もしかしたら、イエス様の家族は、心配してやって来たのかもしれません。イエス様に対する悪い評判を言いふらす者たちがいたわけですから、身内の者として、心配して行動を止めさせようとしたのかもしれません。愛情の一つとして「何々するのはやめなさい」というようなことを、わたしたちも言葉にします。しかしそれが、本当に的を射た勧めとなっているのかどうか。わたしたちはいつでも自己吟味する必要があります。イエス様の家族も、愛情から出てきたのかもしれない制止の言葉が、知らないうちに、最も大切なイエス様のお働き、神様の御心をストップさせようとしたのです。

 イエス様はご自分の周りに座り、単純に「その言葉を聞きたい」、「その教えを聞きたい」、そう願って集まる人々を指して、「ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる」、つまり「わたしの家族がいる」と言われました。イエス様の御前に来て、そこでイエス様の教えに聞き、神様の御心を行いたいと思うあなたこそが、イエス様の大切な家族の一員なのです。

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