あさのことば 2011年11月4日(金)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

鈴木牧雄(湘南恩寵教会牧師)

鈴木牧雄(湘南恩寵教会牧師)

メッセージ: 打ち砕かれて願う

 いかがお過ごしでしょうか。湘南恩寵教会の鈴木牧雄です。今日も最初に、聖書の言葉に耳を傾けたいと思います。
 詩編34編16節です。

主は、従う人に目を注ぎ
助けを求める叫びに耳を傾けてくださる。

 主なる神に救いを求めるにはどうしたらよいでしょうか。主なる神はわたしちに「目を注ぎ、耳を傾けてくださる」お方です。心をもって接してくださるお方です。ですから、私たちも主なる神に心から接することが大切です。決して、神を願いをかなえるための単なる一つの手段か、方法にしてはなりません。

 次に、助けを求めなければなりません。わたしたちは苦しみや悲しみや困難から逃れたくて救いを求めますが、そのような時、とにかく逃れられれば何でもいいと思いがちです。しかし、「なぜこのようになってしまったのか。自分にも原因や責任はないのか。自分にできることは何か」と、神の前に静かに考えてみることが大切です。
 そして最後に、ただ願うだけでなく、自分に罪があるなら悔い改め、自分の力ではどうしても乗り越えられない弱さを正直に認めることが大切です。打ち砕かれて心から願うのです。詩編の御言葉は、続いて次のように語っています。

主は助けを求める人の叫びを聞き
苦難から常に彼らを助け出される。
主は打ち砕かれた心に近くいまし
悔いる霊を救ってくださる。(詩編34:18-19)

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