いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
今日は、「永遠の命」についてのお話しをいたします。
聖書でははっきりと、わたしたちは「死ぬ者」となっている、と書いています。どんなに元気な若い人でも死にます。どんなに大きな病気にかかっている人でも、死ぬまでは生きています。だけど、だれでも死にます。これが、わたしたち人間に共通した、どうすることもできない、厳粛な事実です。
そんなわたしたちに、聖書は、イエス・キリストはおっしゃっています。「永遠の命を受け取ってください」と。永遠の命とは、イエス・キリストの十字架の死を信じることです。わたしのために、イエス様が十字架でわたしの弁償金を支払ってくださった。この事実を認めることです。
このことを認めるとどうなるか。わたしを造ってくだった、命の源である神様に対するわたしの諸々の不義理、失礼の数々がイエス様の十字架によって弁償される、という事実を知らされるのです。そうして、イエス様によって、造り主である父なる神様との永遠の親子の間柄に入れられる。これを聖書では永遠の命と言っています。
このイエス様の十字架を信じることによって与えられる、造り主なる神様との永遠の親子の交わり、「永遠の命」はどんなものによっても奪われません。病気も、仕事の失敗も、死でさえも、この永遠の命をわたしたちから奪うことはできません。イエス・キリストは、そして父なる神は、この永遠の命をあなたに与えたくて仕方がない。それが、聖書全体のメッセージです。