あさのことば 2011年5月19日(木)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

芦田高之(新浦安教会牧師)

芦田高之(新浦安教会牧師)

メッセージ: 死ぬことはわたしにとって利益です

 いかがお過ごしですか。新浦安教会の芦田高之です。
 五月の日々、気持ちよくお過ごしの方、少しふさいだ気持ちでお過ごしの方、いろいろなお気持ちでお過ごしのことでしょう。どんなお気持ちでお過ごしの方でもみなさんに共通した大切な事柄について、今週はお話しています。それは天国のお話です。

 今日は、天国に行くことを強く願っていた一人の人のお話をいたします。それは使徒パウロという人です。彼は、天国という所を神であられるイエス・キリストが住んでおられるところだと、はっきりと理解していました。そして、そこに行って、イエス・キリストという天地の造り主、また、わたしたちの救い主と共にいることは地上で生きていることと比べるならはるかに優れているというのです。

 聖書に書いているそのパウロの言葉をご紹介します。お聞きください。フィリピの信徒への手紙という新約聖書の書物の第一章です。
「わたしパウロにとって、生きるとはキリストであり、死ぬことは利益なのです。けれども、地上で過ごすなら、天国の話をみんなに教えてあがられるので、皆にとっては、わたしパウロが地上で行きながらえる方が利益になる。でも、わたしパウロの正直なねがいとしては、一刻も早く天国に行って、イエス・キリストと一緒に過ごしたい…」と、パウロは告白しているのです。

 許されるなら、一刻も早くイエス・キリストと共に天国で過ごしたい。パウロという人にそれほどの願いを起こさせる場所。それが天国というところです。

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