あさのことば 2010年9月21日(火)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

千ヶ崎基(草加松原教会牧師)

千ヶ崎基(草加松原教会牧師)

メッセージ: 悩み疲れていても

 いかがお過ごしでしょうか。草加松原教会の千ヶ崎基です。
 今日も神様の御言葉に耳を傾けていきましょう。

 マタイによる福音書15章29節以下に、山におられたイエス様の所に、大勢の群集が、体の不自由な人たちを連れてきた話が出てきます。

 この群衆は、体の不自由な人たちをイエス様の足もとに横たえました。ここで「横たえた」と訳されている元々のギリシア語には、「投げ出す」とか「投げ捨てる」という意味があります。つまり、群衆も、体の不自由があった人々も、山登りの疲れということだけでなく、今までの色々なストレス、肉体・精神の疲労を抱えて、やっとイエス様の所にたどり着いたのです。疲れ果て、何もかもが嫌になって全てを投げ出すしか考えつかなかった。イエス様は、そんな彼らをご覧になって癒されたのです。イエス様はこれらの人々を見捨てておられませんでした。イエス様の広くて深い愛の大きさが現れています。また、この群集は、「イスラエルの神を賛美した」との言葉から、元々はイエス様を知らない、真の神様を知らない人々であったことが分かります。

 イエス様の恵みは、これまで神様を、イエス様を知らなかった大勢の人々に向けられている。あなたも、疲れ果ててどうしようもない時、その思いをイエス様の所に持って行きませんか。誰かの手を借りても構いません。その思いをちゃんと知っていて下さるイエス様のもとに、どうぞあなたも来て下さい。あなたも、確かに神様の恵みに触れられるのですから。

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