あさのことば 2010年9月3日(金)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

小堀昇(いずみ教会牧師)

小堀昇(いずみ教会牧師)

メッセージ: 良いところを見ていて下さる神

 お元気にお過ごしですか。いずみ教会の小堀です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。
 聖書の時代、南ユダ王国の王様に、ヨシャファトという人がいました。彼は神を畏れ、信仰深く歩んでいた良い王様でした。しかし、北イスラエルの王様アハブと婚姻関係を結んで、偶像礼拝を南ユダ王国に持ち込んでしまったのです。その悪影響は彼の子どもの代に出てきます。

 その中で、先見者イエフを通して神の御言葉が語られるのです。聖書はこう語ります。
「先見者ハナニの子イエフは、ヨシャファト王の前に進み出て言った。『悪人を助け、主を憎む者の友になるとは何事ですか。そのため、主の怒りがあなたに下ります。しかし、あなたには良い事も見られます。あなたはこの地からアシェラ像を除き去り、揺るぎない心で神を求めました』」(歴代誌下19:1-3)。歴代誌というところで聖書はこのように語るのです。

 神は素晴らしいお方です。ヨシャファト王は確かに失敗をしました。それは南ユダ王国に大きな問題をもたらしました。しかしそれでも悔い改めるならば、そこにある良い点に神は目を留めてくださるのです。私たちも失敗をします。しかし悔い改めてもう一回、主に従おうとする者を決して見捨てることなく、回復へと導いてくださるお方なのです。 もし、私たちの悪い点にのみ神が目を向けられるとするならば、私たちは立つ瀬が無いでしょう。しかし、神様はいつも私たちの良いところに目を向けてくださるのです。
 このお方のやさしい眼差しの中で、安心して歩んで行こうではありませんか。神様の祝福を祈ります。それではまたごきげんよう。

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