あさのことば 2010年9月1日(水)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

小堀昇(いずみ教会牧師)

小堀昇(いずみ教会牧師)

メッセージ: 決しておそくはありません

 お元気にお過ごしですか。いずみ教会の小堀昇です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。
 ただ習慣的に教会に行っていた一人の老人がいました。その老人の教会には新しい牧師がやって来たのです。ある日、老人は牧師の下にやって来て、告白を始めました。「先生、私は今まで、随分と多くの人の悪口や嘘もついてきました。私のこの齢は罪の年輪なのです。でも、こんな私でも天国に行きたいんです。どうしたら天国にいけますか?」

 彼は過去の様々な罪について、今、押し潰されんばかりでありました。そんな彼に牧師は言ったのです。「おじいさん、家に帰って枕から一握りの羽毛を取っていらっしゃい。そして教会に来る道々、自分の歩いた道に、その羽毛を落として来て下さい」。
 老人は一体これは何のことなんだろう、分からないままに、言われたとおりにして、再び牧師の下に戻ってきました。戻ってきたこの老人に牧師は言いました。「それでは、こんどはその羽毛を一本ずつ拾い集めてきてください」。「えっ、そんなバカな。みんな風に吹かれて、どっか行っちゃってますよ!!」おじいさんがこう言った時に牧師は言いました。「そうですね。罪も同じです。過去の罪は取り返しがつかないのです。ですから、これからは再び同じ罪を繰り返さないことです。犯した数々の過去の罪は、神様の御前に告白をすること。そうするならば、あなたは決して罪のうちをもう歩むことはないのです」。

 聖書はこのように語ります。
「今日、あなたたちが神の声を聞くなら、神に反抗したときのように、心をかたくなにしてはならない」(ヘブライ3:15)。
 あなたも罪を悔い改めて、今日、天国への道を歩んで行こうではありませんか。

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