熊田なみ子のほほえみトーク 2009年12月8日(火)放送

熊田 なみ子(スタッフ)

熊田 なみ子(スタッフ)

平和、それは…(「The peace book」より)

 リスナーのNさんが「平和の本―The pease book」(todd parr作)というカラフルで素敵な絵本をくださり、子ども達に読み語りました。

 今日12月8日は何の日?あのハワイ島パールハーバー(真珠湾)攻撃、太平洋戦争開戦の日です(1941年12月8日‐1945年8月15日)。それから68年、世界も大きく変わり、今年は日本も政権交代が起こり、アメリカもオバマ大統領が誕生し、お隣の中国との様々な経済交流も進んでいます。でも忘れてはいけない歴史もありますね。

 Nさんも地球村の中で、平和を願って完成したこの絵本を分かち合いたいと思ってくださったのですね。有難うございます(英語の本ですからちゃんと子供たちが楽しめるように翻訳案もつけてくださったのです)。
 例えば
平和 それは、新しいお友達をつくること。
平和 それは、魚たちみんなのために水を青くしておくこと。
平和 それは、だれかを傷つけてしまったとき、ごめんなさい  と言うこと。
平和 それは隣の人のお手伝いをすること…
木を植えること、住む家のこと。靴をはくこと、ピザを分けること…新たな赤ちゃん誕生。自由、旅、祈り、そして、私が私であること。最後に、この世界が素晴らしいのは、きみがそこにいるからなんだ!とあります(一部分を書かせていただきました)。お昼寝ができること、というのもありましたね。

 今も戦争がどんなに苦しく悲しく悲惨なものかを戦争体験者の方々は語られます。また日記や記録などが足跡を残してくれます。また、今もなお悲しい出来事も起こります。先日も拉致被害者の横田さんの祈りの会に参加しました。めぐみさんが拉致されて32年。その悲しみ苦しみは消えることがありません。「ブルーリボンの祈り」(いのちのことば社)にその状況が詳しく書かれています。神様の不思議な導きの中、横田さんはヨブ記を読むようになりクリスチャンになりました。全国、海外から集われた初対面の方々と共に祈りながら、私たちが真実を知ること、祈ること、共に助け合うことの大切さを学びました。突然平和を奪われた家族たちがまだまだ本当にたくさんいらっしゃるのです。
 クリスマス停戦という言葉があります。不思議とクリスマスは平和を思う時です。この世界の罪と悲惨の暗黒を照らす光として救い主が誕生してくださったことを今年も深く心に刻みたいと思います。今年も一人の赤ちゃん誕生が世界中で祝われます。本当のクリスマス、それは「キリスト礼拝」なのです。

 先日、月から地球を眺めるという映像をテレビで見ました。あなたも見ましたか?月に自分がいて、地球が太陽のように昇ってくる映像です。見ていた台湾の絵本作家の方がこんな言葉を語られました。「まるで宝石、人類はこんなに美しい天体にいて幸せだ…」私も美しい青い地球の姿をこんふうに見ることができる時代なのかと感動しました。ぽっかり浮かぶ青い宝石に私たちは今こうして住んでいる…でもこの美しい地球が危機に直面しています。今年のクリスマス、人間のいのち、地球のいのちを思いやる生き方の一歩を踏み出したいですね。

 また、あなたも今週金曜日、12月11日、午後7時からお茶ノ水で開かれるリスナーたちのクリスマスの集いにいらっしゃいませんか?HPのご案内を見てください。入場無料、500円位のプレゼント交換をします。また、お近くのキリスト教会で本物のクリスマスを味わってくださいね。でもいろいろな事情で教会に集うことが許されない方々もたくさんいらっしゃることを思います。それぞれの所で救い主を感謝できますように。クリスマスの光が届きますように。  くまだなみこ

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