あさのことば 2008年1月7日(月)放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

松村登世(江古田教会会員)

松村登世(江古田教会会員)

メッセージ: クリスチャン家族との出会い

 お元気でいらっしゃいますか。私は江古田教会の松村登世と申します。今日は、私が子供の頃のあるクリスチャン家族との出会いについてお話しします。

 私は岡山県北部の山村で生れ育ちましたが、小学校のクラスメートは40人近くいたように思います。戦後すぐでしたので、まだ都会から疎開してきた家族の子供や、父親が戦死した子供も沢山おりました。その中の一人にOさんというクラスメートがいました。Oさんの家は村の中でも最も貧しい家で、しかもお父さんは病気で寝たきりだということでした。彼のおばあさんは私達の小学校で用務員をされていました。小さい弟や妹もおられました。外観はとても悲惨で、気の毒なご一家でした。それなのに子供だった私の目には、このご家族がとても幸せそうに輝いて見えたのです。特に用務員をされていた、おばあさんの優しく明るい姿は、今も心に深く残っております。

 中学生になって、彼のお父さんが亡くなられ、私は葬儀に参加しましたが、そこで生れて初めてキリスト教の葬儀に接し、このご一家がクリスチャンであることを知りました。
 その後十数年して、私もクリスチャンになりましたが、今でも時々このOさんご一家のことを思い出すのです。

 聖書の中に、イエス様のお言葉として、「幸いなのは、神の言葉を聞き、それを守る人である。」(ルカによる福音書11章28節)とあります。あなたも神様の言葉をお聞きになってみませんか。

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