熊田なみ子のほほえみトーク 2007年11月13日(火)放送

熊田 なみ子(スタッフ)

熊田 なみ子(スタッフ)

あなたとわたしの生きてる時間 お話ができない!

 日曜日の朝、教会では、子ども達の教会学校が開かれます。私も先生をしていますので、豆カードを用意したり、あれもこれもと忙しく準備をするのです。ところがその朝、私が聖書のお話をする担当だったのですが、お祈りの会が始まっても、不思議な事に肝心の聖書の箇所を決めていないのです。焦りながらどこなのか?と探すのですが見つかりません。いったい今朝は、なにをテーマにお話をする日?皆さんが待っているのにどうしよう・・・。そのうち見当ハズレな聖書の箇所を皆さんに伝えてしまうのです。どうも旧約聖書のモーセさんのお話の順番なのに、違う箇所を私が言うので、皆さんが「これはヘンだ、いったいどうしたの?」と思うのです・・・。そこで、午前6時。携帯目覚ましメロディが流れました。

 夢だった、良かった。実際に子ども達にお話しするところまで夢に出てきたら大変でしたね。どうも明け方の夢は良く覚えているようです。子どもの頃、音楽会や運動会や試験などいろいろ緊張する場面が近づくと、失敗する夢をみました。実際には大丈夫なのですが、そういう時は寝ていても疲れます。あなたもそんな時あったでしょうか?

 「お話しが出来ない!」「原稿が書けない!」「作品が出来ない!」「仕事がうまくいかない」みんなそんな経験持ってますよね。そういえばどこかの牧師さんが、説教が出来なくて土曜日に奥さんを蹴っ飛ばす!なんて冗談を以前聞いたことがありますが・・・(我が家は金曜日までに完成するので大丈夫)。また、雑誌の連載の書き出しを見ながら「ん、今月ちょっと大変?」と思うことがあったりします。私の番組作りも同じようです。ただ、スタジオの中で、「お話しが出来ない!」と叫ぶ夢はまだ見ていませんね。

 今日を生きる時間の中で、リスナーの声に励まされ、神様のお許しをいただいて私は今日もスタジオにいます。コンコンと命の水が湧き上がるように神様の恵みが溢れ、こぼれ流れ、その命の水をいただいて生かされています。
 「わたしが与える水を飲む者は決して渇かない。私が与える水はその人の内で泉となり、永遠の命に至る水がわき出る」(新約聖書ヨハネによる福音書4章14節)

 いよいよ12月、ほほえみトーク「小さな朗読会」がついに100回を迎えます。「母と子の聖書」の新約物語も12月でちょうど最終章。神様のなさることはなんと素晴らしいのでしょう。「私が罪深く小さく弱くても、番組を導いてくださる神さまが共にいらっしゃる、私を日々新しくキリストによって生かしてくださる神様が共にいてくださる。」この恵みを今年も終わり近くになってかみしめています。もちろん今日という日、あなたとも神様は共にいてくださいます。

 アドヴェント(待降節)が近づくと街にクリスマスキャロルが流れてきます。あすへの窓の今年のクリスマスは12月7日(金)夜7時から。場所は、JR御茶ノ水駅からすぐの「御茶ノ水クリスチャンセンターアイリーンホール」です。今年もキャンドルサーヴィスをご一緒に。なみこ

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