熊田なみ子のほほえみトーク 2007年1月16日(火)放送

熊田 なみ子(スタッフ)

熊田 なみ子(スタッフ)

あなたとわたしの生きてる時間 ありがとうKTWR(3)温かな繋がり

 新しい2007年が始まって、お正月気分も抜けてきましたか?
 3月に「あすへの窓放送開始33周年記念日」を迎えますけれど、その3月まででKTWR日本語放送が終わります。短波のリスナーたちには「残念!」と言われていますが、でも引き続き「HPふくいんのなみ」や「番組CD」で聴いていただけますのでよろしくお願いいたします。

 先週もラジオの良さの再発見のお話しをしましたけれど、私が番組担当して実感するのは、一方通行ではないラジオの特性です。今、テレビなども携帯電話で、すぐ自分の意見を発信できるように変わってきましたが、一番違いを感じるところは、「1対1」という実感です。
 それもラジオは、とても穏やかに静かに長いお付き合いで語り合える良さがあるのです。何年も何年も聴いて、お便りをくださるということもあるのです。ですからちょうど1年前位になりますが、25年ぶりにいただいたお便りには、本当に驚いたのです。一度も会っていなくても、ずっと知りあっていたような懐かしさの出会いがラジオにはあるように感じます。心と心でお互いが信頼しあって、しっかり繋がっている素晴しさです。そこには人間らしい本当の対話が生まれます。近くで毎日会っていても、心が遠く離れているとしたら、その孤独は、一人でいるより、もっと深いことでしょう。

 ついこの間もいじめ問題でお電話をいただきました。「なみこさん番組でお話しして!」と頼まれました。切々といじめられた経験をお話ししてくださる声を聴きながら、「ひとりひとり、命をかけて捜し出し大切にしてくださる羊飼いイエスさま(ルカ15:1-7)」を思いました。
 地球村には60億以上の人間が住んでいる、でも「私は私であって他の誰とも違う一人」。この一人を大切に愛してくださるお方がそばにいてくださるのです。あまりにも悲しいね、死んでほしくないね、イエスさまを知れば生きて生けるね、と話しました。
 どこまでも見失った一匹を見つけ出すまで捜し回ってくださるイエスさまを忘れないでくださいね。メールやお便りください。なみこ

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)
  Copyright (C) 2007 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.