あさのことば 2006年5月17日(水)放送     あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

小堀 昇(東洋宣教教会牧師)

小堀 昇(東洋宣教教会牧師)

メッセージ: 「本当に自由ですか?」

お元気にお過ごしですか。東洋宣教教会の小堀昇です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。

 自由の時代に生まれ、育ちながらも、罪の奴隷となって、死の影に怯えて、自我の奴隷となってしまっている私達を本当の意味で、自由にするもの、それが「真理」であるとイエスは言われました。

 こんな話があります。
魚が、「俺は自由だ、毎日水の中にいては面白くもなんともないと」言って、水の中からぴょんと飛び出して、土の上を人間と同じように散歩しようとしたら一体どうなってしまうでしょうか。おそらく、たちまちの内に死んでしまうでしょう。魚自身が自由の権利を持っているのではありません。魚は、水の中にあってこそ始めて自由なのです。

 人間も同じです。人間もその存在そのものが自由なのではありません。私達には二つに一つの選択肢しかありません。神に従って、真の自由を体験するか、それとも神を否定して、罪の奴隷となるか。この二つに一つの選択肢しかないのです。神にもつかないけど、罪の奴隷にもならないと言う、ニュートラルな状態は、人間の心には有り得ないのです。

神に造られて、神に生かされて、神に支配されて、神の愛と栄光のために創造された人間が、神を離れて、真に自由なはずはありません。

「イエスは、御自分を信じたユダヤ人たちに言われた。わたしの言葉にとどまるならば、あなたたちは本当にわたしの弟子である。あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする」(ヨハネ8:31-32)。」と聖書は言っています。

あなたは、本当に自由ですか?

それでまた御機嫌よう。

Copyright (C) 2006 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.