小堀　昇（東洋宣教教会牧師）

メッセージ： 平和をあなたに

　お元気にお過ごしですか。東洋宣教教会の小堀昇です。今日もご一緒に神様を見上げて歩んでまいりましょう。

　あるとき子供達と公園に遊びに行きました。その日は、もう雲ひとつない、抜けるような青空でした。キャッチボールをしたり、鬼ごっこをしたり、木登りをしたり、青空の下大変楽しいひと時を過ごしました。人生、こんな楽しい日ばかりだったら、どんなにか素晴らしいだろうと思いました。

　しかし、人生には時として思いもかけない、嵐が降りかかってくるようなときもあります。何でこんな事が起こるのだろう思ってしまうようなときもあるのです。しかし、イエスは言われました。

　｢これらのことを話したのは、あなたがたがわたしによって平和を得るためである。あなたがたには世で苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。わたしは既に世に勝っている」(ヨハネ16：33)。

　わたしは既に世に勝っている・・・イエスは、私達一人ひとりに、この世界が与えるようなものとは全く違う、平和を与えて下さるとお約束をして下さいました。しかもそれは、私達が艱難や苦しみを通っている、その真っ只中で、不思議に経験をする事のできる、そういう平和であると聖書は言っています。

　人生、重き荷を負うて、遠き道を行くが如しと、徳川家康は歌いました。確かに、人生には悩みがあり、苦しみもあります。しかし、その人生を共に歩み、あなたの重荷を負い、あなたの人生に、苦しみの中で、平和を与えて下さるお方がおられるのです。そのお方はイエスキリストです。あなたも、イエスを信じて、本当の平和をご自分のものとなさって下さい。それではまた御機嫌よう。