2019年4月26日(金) 1コリント2章 自然の人は受け入れない


自然の人は神の霊に属する事柄を受け入れません。その人にとって、それは愚かなことであり、理解できないのです。(1コリント2:14)

 私事ですが、わたしはかつて無神論者としてヨーロッパの街で暮らしていました。その街は、裏路地を百メートルも進むと教会があらわれる、そのようなところでした。

 そして、わたしが最も嫌いな場所は、その教会でした。なぜ嫌いだったのか。それはそこが「神頼み」をする場所であり、自分の労苦を放棄する場所に見えたからです。

 放縦で無知な生活を送り、自分自身の名を上げることにすべてを注いでいた当時のわたしの視野に唯一入っていないもの。それは「神」でした。

 なぜそのようなわたしの視野に神が入ってきたのか。それは、神自らが近づいて来られたから!神自らが近づき、わたしに語りかけてくださったからです!

 神はわたしに、時に自然界のまばゆい星々の輝きを通して語りかけ、また時に1冊の書物を通して語りかけ、そして、やがて神は、わたしを教会堂の中へと導いて、聖書を通して語りかけてくださいました。

 主のかつての御業を思い起こして、御名を心から賛美いたします。