2019年3月7日(木) 申命記8章 神の守りの中で生きる訓練


あなたは、人が自分の子を訓練するように、あなたの神、主があなたを訓練されることを心に留めなさい。(申命記8:5)

 私たちは神の子です。「神の霊によって導かれる者は皆、神の子なのです」(ロマ8章14節)と書いてある通りです。

 40年にわたる荒れ野の旅を通して、神は子どもを愛する父親のようにご自分の民を訓練なさいました。聖書にはこう書いてあります。

 「あなたがたは、これを鍛錬として忍耐しなさい。神は、あなたがたを子として取り扱っておられます。いったい、父から鍛えられない子があるでしょうか」(ヘブ12章7節)。私たちは、神の子とされており、実の子なのです。神は、私たちをそのように扱って、訓練してくださいます。

 きょうの聖書の言葉には、「あなたの神、主があなたを訓練されることを心に留めなさい」とあります。約束の地へと導いてくださる主の訓練に注意深く心を留めることが大切です。40年の荒れ野の旅路を通して、イスラエルの民が学んだことは、神の守りの中で生きる喜びでした。その訓練を通して、「人はパンだけで生きるのではなく、人は主の口から出るすべての言葉によって生きること」を学びました(8章3節)。