2019年3月1日(金) 申命記3章 恐れてはならない


わたしはそのとき、ヨシュアに命じた。「あなたたちの神、主が2人の王に対してなさったことをすべて、あなたは自分の目で見た。主は、あなたがこれから渡って行くすべての王国にも同じようにされるであろう。彼らを恐れてはならない。あなたたちの神、主が自らあなたたちのために戦ってくださる。」(申命記3:21-22)

 2人の王とは、ヘシュボンの王シホンとバシャンの王オグです(申2章24節、3章1節)。モーセはカナンの地に入りたかったのですが、それは許されませんでした。代わりに後継者のヨシュアが入っていきます。ヨシュアは、主が2人の王に対してなさったことを見ていました。それは、今から入っていくカナンの地での信仰の戦いの準備となります。「彼らを恐れてはならない。あなたたちの神、主が自らあなたたちのために戦ってくださる」。これが、モーセのヨシュアに対する助言です。

 私たちにとってカナンの地はどこでしょう。それはそれぞれの住んでいる地域がそうであり、その先に真の安息、永遠の御国があります。

 一つ確かなことは、私たちは、日本という国で神の国の進展に召され、遣わされているということです。このことを忘れてはいけません。これは信仰の戦いなのです。私たちは、この日本の地で、強大な敵を前に実際恐れています。手も足も出ないかのようです。しかし、私たちの神、主が自ら私たちのために戦ってくださいます。ですから、「恐れてはならない」のです。