2017年9月24日(日) ルカ24章 きっとあの人にも起こる


あなたがたはこれらのことの証人となる。(ルカ24:48)

 よみがえられた主イエスは、弟子たちに伝道するようにはっきりとお命じになりました。主イエスの復活の事実と伝道命令。この二つが弟子たちの伝道のエネルギーとなったのです。

 弟子たちの真ん中に立たれた主イエスは、まず旧約聖書に書いてある事柄はすべて実現すると語られ、ご自身の死と復活はそのような神のご計画の中で起こったことであり、これに続いて罪の赦しを得させる悔い改めがあらゆる国の人々に宣べ伝えられると語られました。伝道とは、そのような「必ず実現する神の救いのご計画」に参与させていただく働きなのです。

 さらに主イエスは、伝道は弟子たちが今いる場所から始まり、罪の赦しと神の愛を体験した弟子たちがその事実の証人となると告げ、「父が約束されたもの」「高いところからの力」すなわち「聖霊」を待つようにお命じになりました。

 私たちも聖霊の力を祈り求め、置かれているその場で自分が体験した救いの恵みを証しするなら、必ず実現する神のご計画の動きを感じることができます。わたしの身に起こったことは、きっとあの人にも起こります。