2017年8月12日(土) 1コリント6章 私たちもそのような者でした


知らないのですか。…みだらな者、偶像を礼拝する者、姦通する者、男娼、男色をする者、泥棒、強欲な者、酒におぼれる者、人を悪く言う者、人の物を奪う者は、決して神の国を受け継ぐことができません。(1コリント6:9-10)

 「この世に倣ってはなりません。むしろ、心を新たにして自分を変えていただ」きなさい(ロマ12章2節)。「自分の体を神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げなさい」(同12章1節)。

 私たちはこの世に染まりやすい者です。以前罪と思われていた行いが、いつの間にか流行になっています。

 最大人口約70万人を有した港町コリントには、千人の神殿売春の男女がいたと言われています。町の名前まで不道徳な行いと関連づけられるほどでした。しかし、キリストにおいて希望はいつもあります。この教会にはかつて大変な生き方をして来た人もいました。「あなたがたの中にはそのような者もいました。しかし、主イエス・キリストの名とわたしたちの神の霊によって洗われ、聖なる者とされ、義とされています」とあります(1コリ6章11節)。

 神の憐れみがなければ、私たちは希望のない罪人です。「みだらな行いを避けなさい」。私たちの体は聖霊の神殿です。代価を払って私たちは買い取られたのです。恵みのゆえにのみ救われた私たちには、神の栄光を現す特権が与えられています。