2016年7月11日(月) 歴代上11章 イスラエルを牧する王の登場


「これまで、サウルが王であったときにも、イスラエルの進退の指揮をとっておられたのはあなたでした。あなたの神、主はあなたに仰せになりました。『わが民イスラエルを牧するのはあなただ。あなたがわが民イスラエルの指導者となる』と。」(歴代上11:2)

 サウルは主の言葉を守らなかったという罪を犯し、主に聞かず、自分の思い込みで事をなしました。その結果サウルは主の怒りを買い、主に捨てられ、イスラエル全体が暗闇の中に落ち込みました。そこにダビデという若者が主に召され、次の王として颯爽と登場しました。

 イスラエルの民は、ダビデの下に集いました。主が「わが民イスラエルを牧するのは、あなただ。あなたがわが民イスラエルの指導者となる」と言われたというので、ダビデは主の御前で油注がれ、王となりました。

 ダビデはエブス人が支配していたエルサレムに向かい、彼らを打ち滅ぼし、町を城壁で囲み、要害とし主と共に住むことになりました。ダビデは主に祝福され、多くの勇士が彼を慕って集いました。彼の権勢は並ぶ者がないほど強くされ、主の恵みはますます加えられていきました。三勇士が敵陣を突破し、ダビデのために水を汲んで来たとき、「彼らの命のかかった血をどうして飲めましょうか」と神に申しました。

 私たちも主とこのように美しくかたい主従関係を築きたいものです。