2015年10月24日(土) マルコ16章 主の復活を信じない弟子たち


その後、彼らのうちの二人が田舎の方へ歩いて行く途中、イエスが別の姿で御自身を現された。この二人も行って残りの人たちに知らせたが、彼らは二人の言うことも信じなかった。(マルコ16:12-13)

 私たちは、主イエスの復活が真実であることを心から信じます。それでは復活の意味とは何でしょうか。まず、主イエスは「力ある神の子と定められた」ことです(ロマ1章4節)。第二に、聖書の預言が成就されたことを証明します(詩16編10節)。第三に、主イエスを信じる人は復活することを保証します。第四に、イエスの復活は福音の中核の真理です(1コリ15章1〜6節)。

 主イエスは復活され、その姿を人びとに現されましたが、弟子たちは信じようとしませんでした。ルカはエマオへ向かっていた二人の弟子に現れた復活の主イエスについて詳しく記しました。二人がエルサレムに戻ってイエスの復活を伝えても、弟子たちは信じませんでした。

 しかし彼らの前にご自分を現された主イエスの姿を見て、弟子たちははじめて復活の主を信じました。疑い深い弟子トマスも「わたしの主、わたしの神よ」とひざまずきました(ヨハ20章28節)。

 主イエスは「見ないのに信じる人は、幸いである」と言われました(同29節)。見ないのに信じる私たち皆は、ほんとうに幸いな者です。