2015年7月20日(月) 申命記31章 強く、また雄々しくあれ


「主が彼らをあなたたちに引き渡されるから、わたしが命じたすべての戒めに従って彼らに行いなさい。強く、また雄々しくあれ。恐れてはならない。彼らのゆえにうろたえてはならない。あなたの神、主は、あなたと共に歩まれる。あなたを見放すことも、見捨てられることもない。」(申命記31:5-6)

 神は、これから約束の地に入ろうとする、イスラエルの民とヨシュアに「強く、また雄々しくあれ」と三度繰り返して語っています。

 そして、「あなたの神、主御自身があなたに先立って渡り、…これらの国々を…得させてくださる」(3節)と、約束の地を神ご自身がイスラエルに渡してくださると、はっきりと教えられています。

 さらに、「あなたの神、主は、あなたと共に歩まれる。あなたを見放すことも、見捨てられることもない」と強い約束と励ましを与えています。

 乳と蜜の流れる地は、また異教の国でありました。私たちが、キリストを信じた時は、ある意味でイスラエルの民がヨルダン川を渡った時と同じ状況、つまり異教の民の中に置かれる時です。

 そう考えると、日本という異教の国の中で、私たちがキリスト者として生きる時、神からの御声「強く、また雄々しくあれ。恐れてはならない」と共に、「わたしが命じたすべての戒めに従って彼らに行いなさい」という声が聞こえてくるようです。