2014年5月22日(木)列王下13章 それに従って歩み続けた


しかし彼らは、イスラエルに罪を犯させたヤロブアムの家の罪を離れず、それに従って歩み続けた。(列王下13:6)

 この章には、北イスラエルの二人の王の統治のことが書かれています。2節、6節、11節に「彼らは、イスラエルに罪を犯させたヤロブアムの家の罪を離れず、それに従って歩み続けた」とあります。イスラエルの王たちについては判で押したように、このように繰り返し言われています。

 それで、主はイスラエルに対して怒りを燃やし、アラムに攻撃させました。ヨアハズが主に助けを求めると、主は深い憐れみを示してくださったので、イスラエルは安心して生活することができました。

 だから、これでいいのだということではありません。この継続している罪は、北イスラエルにボディブローのように、やがて次第に効いていきます。主はアラム王によってイスラエルを踏みつけたので、兵力はほとんどなくなってしまいました(7節)。継続する罪はその人を弱くし、その国までも衰えさせます。

 私たちはどうでしょうか。何に従って歩んでいるでしょうか。どこかで世と妥協し、自分流の信仰生活でいいのだ、と決めてかかっていないでしょうか。罪から離れて、主に立ち帰り、主に従う歩みに、きょう、招かれています。