2014年4月7日(月)列王上9章 神の祝福と感謝の応答


「わたしはあなたがわたしに憐れみを乞い、祈り求めるのを聞いた。わたしはあなたが建てたこの神殿を聖別し、そこにわたしの名をとこしえに置く。わたしは絶えずこれに目を向け、心を寄せる。」(列王上9:3)

 ソロモンによる神殿の奉献式が終わりました。ここにはソロモンの祈りに対する神の答えが記されています。神は「再びソロモンに現れ」(2節)、「この神殿を聖別し、そこにわたしの名をとこしえに置く。わたしは絶えずこれに目を向け、心を寄せる」と約束してくださいました。神殿は神がご自身の名を置き、共にいてくださる地上の施設です。

 主イエスが来られた今、主イエスが共におられる教会が神殿の役割を引き継ぎました。神はソロモンが建てた神殿に目を向け、心を寄せられたように、キリストの体なる教会に目を向け、心を寄せてくださいます。さらに、教会に連なる私たちに聖霊を注ぎ、私たちの内に住んでくださいます。

 パウロは、聖霊が住まわれる私たちを「神の神殿」と呼びました(1コリ3章16節)。教会に連なる私たちは主イエスの名により、聖霊において神殿とされています。神は私たちに目を向け、心を寄せてくださいます。その祝福に感謝し、私たちも「無垢な心で正しく」(4節)、神の前に歩むことが大切です。