2014年2月4日(火)レビ17章 生き物の命は血の中に


生き物の命は血の中にあるからである。わたしが血をあなたたちに与えたのは、祭壇の上であなたたちの命の贖いの儀式をするためである。血はその中の命によって贖いをするのである。(レビ17:11)

 レビ記17章は、日常生活で主との交わりをどのように続けていくかを教えています。イスラエルの民には、屋外で処理した動物を、血を含んだまま食べる習慣があったようです。

 そこで主は、彼らが血を含むままの肉を飲み食いする前に、臨在の幕屋の入口に持ってきてささげるよう命じました(3、4節)。その理由は、生き物の命は血の中にあるからです。

 「わたしが血をあなたたちに与えたのは、祭壇の上であなたたちの命の贖いの儀式をするためである。血はその中の命によって贖いをするのである」。

 聖書で命を語る時は、神と人間の契約関係を意味します。血は神との交わりの根源であり、罪を贖う力です。主はシナイ山で、「見よ、これは主がこれらの言葉に基づいてあなたたちと結ばれた契約の血である」(出24章8節)と言われました。「血を流すことなしには罪の赦しはありえないのです」(ヘブ9章22節)。十字架上で私たちのために血を流された主イエスに感謝しましょう。