2013年12月18日(水)出エジプト40章 神が与えてくださった出会いの場


雲は臨在の幕屋を覆い、主の栄光が幕屋に満ちた。モーセは臨在の幕屋に入ることができなかった。雲がその上にとどまり、主の栄光が幕屋に満ちていたからである。(出エジプト40:34-35)

 臨在の幕屋がいよいよ完成した時、不思議な「雲」があらわれて「主の栄光が幕屋に満ちた」と言われます。こうして、神が確かに生きておられ、この幕屋におられるということが、「すべての人に見えた(38節)」ほど明らかに示されたのです。

 本来、神は幕屋や神殿に行かねば出会えない方ではありません。神はどこにでもおられます。しかし、日常において神を見失いがちな私たちの霊的な暗さのために、神の方から特別な出会いの場を設定してくださいました。わたしが生きていると確認したければ、いつでもここに来なさい、と。

 教会も同じです。「教会はキリストの体であり、すべてにおいてすべてを満たしている方の満ちておられる場です」(エフェ1章23節)。日常から一時逃れ、兄弟姉妹と共に集って、神の臨在を確認しましょう。それが私たちの生きる力の源です。「二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである」(マタ18章20節)。