2013年10月23日(水)出エジプト11章 神の計画は成る


主はモーセに言われた。「わたしは、なおもう一つの災いをファラオとエジプトにくだす。その後、王はあなたたちをここから去らせる。いや、そのときには、あなたたちを一人残らずここから追い出す。」(出エジプト11:1)

 主は第十の災いをくだす前に、上記のように言われます。この最後の災いについては前もって語られていました。「イスラエルはわたしの子、わたしの長子である。わたしの子を去らせてわたしに仕えさせよと命じたのに、お前はそれを断った。それゆえ、わたしはお前の子、お前の長子を殺すであろう」と(4章22、23節)。

 それだからこそ、モーセはファラオに向かってはっきりと警告したのです(4〜8節)。王は最後まで神の命令を拒んで、民を去らせようとはしませんでした。最後の災いは目前まで迫ってきています。主はいまや最後の災いを携えて「エジプトの中を進」(4節)まれます。

 人は、自分の蒔いたものを刈り取ることになります。しかし幸いなことに、神は罪をそのまま放っておかれません。さまざまな事柄を通して、繰り返し神に立ち帰る機会を与えてくださいます。忍耐をもって待っておられます。世の終わりは必ず、救いと裁きの二つを伴って到来し、主イエスは、栄光の座に着かれます。主の恵みを受けるため、悔改めて神に立ち帰りましょう。