2013年7月24日(水)エゼキエル47章 永遠の命に至る水の川


「川が流れて行く所ではどこでも、群がるすべての生き物は生き返り、魚も非常に多くなる。この水が流れる所では、水がきれいになるからである。この川が流れる所では、すべてのものが生き返る。」(エゼキエル47:9)

 エゼキエルは再び神殿の入り口に連れ戻されます。そして、神殿の敷居の下から沸き上がる水を見ました。この水は神殿から発し、大きな大河となります。川岸には多くの木が生え、汚れた海に流れて、その海をきれいにします。そのため群がる生き物が生き返り、漁師たちが至るところで網を干します。また、川岸の至るところに果樹が大きくなり、絶えることなく実をつけます。その果実は食用となり、葉は薬用となって、人々を癒やします。神殿から沸き上がる命の水の川と、その豊かな祝福を、神はエゼキエルに見せたのです。

 この同じ幻について、主イエスはサマリアの女に「わたしが与える水はその人の内で泉となり、永遠の命に至る水がわき出る」(ヨハ4章14節)と言われました。イエスは地上でその水を与えてくださり、永遠の命へと導いてくださいます。そして神の国では、その水が都の中央を流れているのです(黙22章)。捕囚の人々に神は豊かな希望を見せてくださいました。その同じ希望を神は私たちにも与えておられます。