2013年6月3日(月)エゼキエル30章 偽りの安心から神に逃れる


その日、わたしのもとから使者が船で出発し、安心しているクシュをおののかせる。エジプトの日に、戦慄が彼らを襲う。その日が来るからである。(エゼキエル30:9)

 エジプトに災いが下る日は近い、と預言者は語ります。エジプトの富と力は大いなるものでしたが、主なる神はそれを覆されます。

 その日、クシュ(エジプト)は安心していました。自分自身に問題を感じることなく、このままの自分でよいと思い、富と力を貪り、欲望のままに歩みました。

 しかし、この世の偽りの安心は、主なる神の前ではもろくも崩れ行くものです。その日、大いなる戦慄が彼らを襲いました。彼らの誇る富は断たれ、その力は徹底して弱められました。

 主イエス・キリストが、繰り返し「安心して行きなさい」と言われたことを思い出します。主は、罪ある一人ひとりに近づき、その心に訪れて、神の救いをもたらしてくださいました。

 罪と死が私たちの周りを取り囲むことがあっても、その現実の中に来てくださった主が私たちには与えられています。ただこのキリストを今日も新しく受け入れるところに、私たちの揺れ動くことのない安心と平安があります。この主を私たちの土台として、共に歩みましょう。