2013年5月18日(土)1コリント16章 終末を目指し、襟を正して信仰生活に励む


主を愛さない者は、神から見捨てられるがいい。マラナ・タ(主よ、来てください)。主イエスの恵みが、あなたがたと共にあるように。わたしの愛が、キリスト・イエスにおいてあなたがた一同と共にあるように。(1コリント16:22-24)

 パウロは、終末の時の主の再臨に備えて歩むようにとの挨拶、「マラナ・タ」(主よ、来てください)という言葉で、締めくくっています。私たちクリスチャンは終末を目指し、天の御国を目指す途上の存在で、天国への最大の希望を持って歩んでいます。

 主への信仰は、本来、それにふさわしい行いを伴うものでなければなりません。ヤコブの手紙2章17節でも「行いが伴わないなら、信仰はそれだけでは死んだものです」と言っています。信仰生活において最も大切なことは全身全霊を持って「主を愛すること」です。

 ですから、地上では益々、襟を正して歩むようにと、かなり厳しい言葉ですが、「主を愛さない者は、神から見捨てられるがいい」と、警告を発しています。コリントの教会のある人々の歩みは余りにも信仰から逸れたものだったからです。

 信仰には言い訳、逃げ道、抜け穴などはあり得ません。助け主なる聖霊がおられますので、謙虚になり、この身と魂をすべて委ねつつ歩みましょう。