2013年4月30日(火)エゼキエル13章 真の預言者と偽りの預言者


「お前の預言者たちは廃虚にいる山犬のようだ。…城壁の破れ口に上ろうとせず…むなしい幻を見、…主から遣わされてもいないのに、…わたしが語ってもいないのに、…イスラエルの家の記録にも記されず、…平和がないのに、…『平和だ』と言ってわたしの民を惑わす…。」(エゼキエル13:4-10)

 エゼキエルは、旧約の偽りの預言者たちに厳しく警告します。「自分の心のままに預言する」と(2節)。

 彼らは、「主から遣わされてもいないのに…わたしが語ってもいないのに、『主は言われる』と言っている」(6、7節)と指摘されます。さらに、「平和がないのに、彼らが『平和だ』と言ってわたしの民を惑わ」している(10節)とまで非難されています。それで、厳しい表現ですが、彼らは「イスラエルの家の記録(天の住民票)にも記され」ない者である、と言われます。

 私たちの主は、「平和への道をわきまえて」いないと涙された真の預言者です(ルカ19章、使3章)。真実、御言葉そのものを語ってくださるお方です。何よりも、天国への道はご自分であることを教えてくださいました。

 御言葉を語る厳しさが、ここにあります。今日の牧会者たちが、自分の心のままにではなく、真の預言者キリストに学び、預言者、大祭司、王であるキリストをしっかりと語ることができるよう、祈りましょう。