2012年10月5日(金)エフェソ6章 神の武具を身につけなさい


最後に言う。主に依り頼み、その偉大な力によって強くなりなさい。 悪魔の策略に対抗して立つことができるように、神の武具を身に着けなさい。わたしたちの戦いは、血肉を相手にするものではなく、支配と権威、暗闇の世界の支配者、天にいる悪の諸霊を相手にするものなのです。(エフェソ6:10-12)

 私たちの戦いは、「悪の諸霊を相手にするもの」と言われています。この「戦い」というギリシャ語は、一対一の戦い、相手を倒さなければ、倒されるという戦いを意味しています。

 私たちは、教会や学校、会社での生活において、いつも、このサタンとの戦いのなかに置かれていると意識することは、大切です。

 「悪魔の策略に対抗して立つことができるように、神の武具を身に着けなさい」と言われています。全身を覆う武具を身に着けよと、パウロは語るのです

 彼は、この手紙を獄中で書きました。その時、目の前には、ローマ兵が立って監視していたかもしれません。その兵隊は、頭に兜、体には鎧、甲冑を身に着け、全身武装だったでしょう。その姿を見てパウロは、クリスチャンもまた、霊的に全身武装しなければ、サタンに対抗できないと感じたのではないでしょうか。クリスチャンの武具は、祈りと御言葉です。霊的に整えられて、心の目を覚まして歩んでいきましょう。