2012年10月2日(火)雅歌4章 あなたは美しい


恋人よ、あなたは美しい。
あなたは美しく、その目は鳩のよう
ベールの奥にひそんでいる。
髪はギレアドの山を駆け下る山羊の群れ。(雅歌4:1)

 人間の体には神秘的美しさがあります。古代から現代に至るまで多くの芸術家が人間の体の美しさを表現してきました。他方、その美を否定し、人間の体を憎み、醜いものとして捉える人もいます。しかし、神は、すべてを極めて良きものとして造られました。

 主なる神は、神の民に、あなたは美しいと言われます。罪人である私たちを、です。私たちは神の愛の対象とされています。

 私たちのことを、義と認めてくださり、「あなたは美しい」と神が言ってくださるとは、何と感謝すべきことでしょうか。

 今、私たちは、「あなたは良い、美しい、義である」という神の宣言の下に、新たに造り変えられた存在です。神が真実であると言っておられることを、そのように聞かないならば、神を偽り者とすることです。神が私たちを美しいと見ておられます。神が自分を見ているように、自分を受け入れることが、私たちを愛してくださる神への、最もふさわしい感謝の表現です。