2012年6月18日(月)ネヘミヤ7-8章 憐れんでくださった主を喜び祝う


民は皆、律法の言葉を聞いて泣いていた。彼らは更に言った。「…今日は、我らの主にささげられた聖なる日だ。悲しんではならない。主を喜び祝うことこそ、あなたたちの力の源である。」(ネヘミヤ8:9-10)

 城壁の再建が完了すると、民自身が、ネヘミヤに律法を朗読するように求めました。7章には、主が約束してくださっていたバビロンからの解放を喜び、すでにエルサレムに帰還していた人たちの名簿が記されています。総数四万人以上の全員がエルサレムに住んでいて集まったわけではないのかもしれませんが(7章4節)、「聞いて理解することのできる年齢に達した者」(8章2節)全員が広場に集まって、一人の人のようになり、律法の朗読を求めます。

 朗読を聞いた民は、大声で泣きました。主に背き続けたために、主は律法に記された通りに、自分たちの民をこの地から離れさせました。しかし、そこで主に立ち帰る者たちを憐れんでくださり、連れ戻してくださったのだということに気付かされたのでしょう。

 再び主の民とされたことを大いに喜ぶように、ネヘミヤたちは民を励まします。キリストのゆえに主の民として受け入れていただいた私たちも、主を喜び、力を得ましょう。