2012年5月18日(金)ヘブライ13章 変わらないお方によって


イエス・キリストは、きのうも今日も、また永遠に変わることのない方です。いろいろ異なった教えに迷わされてはなりません。(ヘブライ13:8-9)

 この世のものはすべて移り変わります。思いがけない出来事も起こって、これまで生活の基盤だと堅く信じていたものがたちまち消え失せてしまうこともあります。風景も人もすべては移り変わってゆきます。

 しかし、「イエス・キリストはきのうも今日も、また永遠に変わることのない方です。」この御言葉は私たちにとって慰めです。私たちは信仰の生涯を全うした先達に倣い、愛である神、主イエスに希望を置いて歩みましょう。

 この13章は、兄弟愛「もてなし」「思いやり」「結婚を重んじる」「満足」といった生活上の勧めから始まっています。どんな時も主イエスに従い、恐れず、たゆまず善き生活を送ることが、私たちに本当の平安と喜びを与えます。

 私たちは、「異なった教え」、「食物の規定」などという人間の側の規則に迷わされず、使徒たちが伝えた正しい教えに立ち続けます。十字架と復活の主イエスの救いの恵みは、永遠に変わることがないからです。