2012年1月6日(金)ヨハネ2章 喜びの祝宴


イエスは、この最初のしるしをガリラヤのカナで行って、その栄光を現された。それで、弟子たちはイエスを信じた。(ヨハネ2:11)

 当時、清めの儀式のために使う水がめは、伝統としきたりの象徴でした。そこには清めの儀式用の水が、約六百リットルありました。汚れないように、と気をつけているだけの人生は味気ないものです。その味気ない儀式用の水を、主イエスは、喜びを与える極上のぶどう酒に変えられました。ボトルに換算すると、900本にもなります。主が与えてくださる祝宴の喜びに上限はありません。有り余るほどの喜びの祝福を、主は注いでくださるのです。

 主イエスは、結婚式の喜びを、さらに大きなものにし、喜びが終わらないようにしてくださいました。主イエスと共に生きるとき、私たちの人生は「喜びの祝宴の人生」へと変えられます。そのような力を持っておられることを、カナの結婚式の場面で、主は弟子たちに現されました。

 主と共に生きる私たちは、日常の小さな仕事にも、新しい喜びの味を見いだすように変えられます。人生そのものが喜びの祝宴に変えられるからです。