2012年1月1日(日)ヨハネ1章 暗闇に輝く光イエス


イエスは、気を落とさずに絶えず祈らなければならないことを教えるために、弟子たちにたとえを話された。(ルカ18:1)

 新しい年を迎えました。しかし昨年3.11東日本大震災の大きな被害が今もなお生々しく残っています。「神様なぜ?」との思いが今も心の中に渦巻いています。

 主が十字架の上で叫ばれました。「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。(わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか)」と(マタ27章46節)。

 主は、私たちの苦しみ、悲しみ、痛みを知っていてくださいます。そして私たちに「気を落とさずに絶えず祈らなければならない」と教えてくださいました。「気を落とさず」とは「失望せずに」、「勇気を失わないで」ということです。「信じて生きる」とは、「祈る勇気を失わない」ことです。

 また主は「絶えず」とも教えられました。祈るのに疲れ果ててしまうことがあります。そして祈れなくなることもあるかもしれません。しかし、主が、疲れることなく、常に祈る者となりなさいと、招いてくださいます。

 困難のただ中で、万事を益としてくださる主を信じて、祈りつつ歩み始めたいものです。