2011年11月22日(火)申命記21-23章 木にかけられた者は呪われた者


ある人が死刑に当たる罪を犯して処刑され、あなたがその人を木にかけるならば、死体を木にかけたまま夜を過ごすことなく、必ずその日のうちに埋めねばならない。木にかけられた者は、神に呪われたものだからである。(申命記21:22-23)

 今日の御言葉は、イエス・キリストの十字架を思い起こさせます。「キリストは、わたしたちのために呪いとなって、わたしたちを律法の呪いから贖い出してくださいました。『木にかけられた者は皆呪われている』と書いてあるからです」(ガラ3章13節)。

 キリストは十字架にかけられました。罪のない方が十字架にかけられたのです。なぜでしょうか。聖書にこうあります。「罪と何のかかわりもない方を、神はわたしたちのために罪となさいました」(2コリ5章21節)。何の罪もない方が私たちの救いのため、罪の赦しのために十字架にかかってくださったのです。

 私たちは、御言葉を通して生ける神と向き合って生きています。律法は、私たちに百パーセントの服従を条件に命を約束します。しかし、律法に適わない、背く者には呪いの死に値する罪人と宣言します。誰もそこから逃れることはできません。だからこそ、ここにキリストの十字架があります。ここにこそ、罪の赦しがあるのです。