2011年11月5日(土)マルコ13章 苦難を縮めてくださる


「それらの日には、神が天地を造られた創造の初めから今までなく、今後も決してないほどの苦難が来るからである。主がその期間を縮めてくださらなければ、だれ一人救われない。しかし、主は御自分のものとして選んだ人たちのために、その期間を縮めてくださったのである。」(マルコ13:19-20)

 歴史を振り返ると、終末を思わせるような出来事は、いろいろな形で起こりましたし、これからも起こります。そのような出来事から学び取り、終末への備えをすることが求められています。

 主イエスは、終末のときにはかつてないほどの大いなる苦難が来ると言われました。もし主がこの大いなる苦難の期間を縮めてくださらなければ、「だれ一人救われない」のです。それで、主はご自分のものとして選んだ人たちのために、その期間を短くしてくださいました。

 主は、一人も滅びないで皆が悔い改めるようにと、忍耐しておられます(2ペト3章9節)。一方、歴史の終わりの時に訪れる苦難の場合は、長いと皆が滅びてしまうので、縮めてくださっています。これは主が愛をもってお決めになったことです。

 私たちの都合に合わせて、終末は到来するのではありません(14〜17節)。神の御旨と愛に依りすがりながら、再臨の主を心に留めて、信仰の歩みを続けましょう。