2011年10月8日(土)マルコ4章 嵐のような試練を支配されるお方


イエスは起き上がって、風を叱り、湖に、「黙れ。静まれ」と言われた。すると、風はやみ、すっかり凪になった。(マルコ4:39)

 「黙れ、静まれ。」主イエスの言葉によって、一瞬のうちに弟子たちを悩ませていた湖の嵐は、静まりました。

 主イエスの救いは、私たちの人生から都合が悪いと思われるような危機をすべて取り除くことを約束しているわけではありません。ですから、信仰者であってもこの世で嵐のような試練に出会うことがあります。病気にもなり、事業にも失敗することがあります。死の危機にさらされて苦しむこともあるはずです。

 しかし、聖書が教えているのは、そのすべての出来事を支配する力を持っておられるお方が私たちの救い主である、ということなのです。だからこそ私たちは、このような不幸と思われるような出来事に遭遇しても、その出来事を支配して導いてくださるお方を信頼することができます。

 私たちの主は、この試練の嵐を静めて真の祝福が待つ、向こう岸へと導いてくださるお方です。主イエスは、今日も私たちの信仰生活を導き守ってくださいます。