2011年8月26日(金)使徒19章 聖霊を受け、主と結ばれる


人々はこれを聞いて主イエスの名によって洗礼を受けた。パウロが彼らの上に手を置くと、聖霊が降り、その人たちは異言を話したり、預言をしたりした。(使徒19:5-6)

 パウロは、エフェソで、ある人びとに「信仰に入ったとき、聖霊を受けましたか」(2節)と尋ねました。パウロは、彼らの信仰と生活に違和感を覚えたからでしょう。

 パウロは、彼らに救い主イエスについて教え、信じるように招き、主イエスの名による洗礼、つまり、主と一つに結ばれる洗礼を授けます。すると、聖霊が降りました。6節には、「異言を話した」とありますが、改革派教会は異言をこの時代だけの特異な出来事と理解しています。聖霊が降ったことを目に見える印(異言)で確認する必要はありません。

 大切なことは、主イエスと結び付くことです。「聖霊によらなければ、だれも『イエスは主である』とは言えない」(1コリ12章3節)のです。聖書を開いて主の御声を聞き、主の名を通して祈るまさに今この時こそ、主イエスの霊である聖霊は豊かに注がれ、あなたは、主と一つにされています。御言葉と共に働き、祈りによって注がれる聖霊こそ、私たちを今ここで生かす力です。