2011年8月3日(水)列王下22章 御心を求める真実な悔い改め


「この見つかった書の言葉について、わたしのため、民のため、ユダ全体のために、主の御旨を尋ねに行け。…我々に向かって燃え上がった主の怒りは激しいからだ。」(列王下22:13)

 家臣によって暗殺された父アモンの次に王位についたのはヨシヤでした。彼は異教化した神殿を清め、修理して、再び神礼拝を復興することを決断します。その工事中に、律法の書が発見されました。この書を読んだヨシヤは驚愕し、衣を裂いて、悔い改めをします。

 すでに相当長い間、神の言葉はないがしろにされていました。ヨシヤは、神殿礼拝を再開し、祭儀を復興することによって、神への信仰を回復しようとしました。しかし外面的な祭儀が信仰を保証することにはなりません。

 ヨシヤは、神の言葉を聞くや、真実に受けとめて、心から悔い改め、どうしたら御心にかなうか、律法の求めを問いました。主の御旨を尋ねる中で、主の「言葉に耳を傾けず、…行わなかったために、…主の怒りは激し」く自分たちに燃え上ったことに気付きます。そしてヨシヤは主の求めを真実に実行して、悔い改めが心からのものであることを表わしました。
 私たちもヨシヤにならって、御心を求める真実な悔い改めに歩みましょう。