2011年6月17日(金)詩編139編 聖霊降臨節:インマヌエルの聖霊


どこに行けば
あなたの霊から離れることができよう。
どこに逃れれば、御顔を避けることができよう。
天に登ろうとも、あなたはそこにいまし
陰府に身を横たえようとも
見よ、あなたはそこにいます。(詩編139:7-8)

 聖霊なる神は、私たちがどこにいても、いつも共にいてくださることがここで教えられています。

 ペンテコステの日、聖霊なる神が教会に降り、教会に豊かにご臨在くださいました。では、聖霊なる神は、教会の内にしか共におられないのでしょうか。そうではありません。私たちが教会の門を出て、その通りを歩く時も、またそこで買い物をする時にも、毎日の働きの場にも、そして一人でうずくまる時にも、そこに共におられるのです。

 聖書は教えます。「天に登ろうとも、あなたはそこにいまし、陰府に身を横たえようとも、見よ、あなたはそこにいます。曙の翼を駆って海のかなたに行き着こうとも、あなたはそこにもいまし、…右の御手をもってわたしをとらえてくださる」(8〜10節)。

 私たちは、この地上で、決して一人で生きているのではありません。いつでも、どこでも、インマヌエル(神我々と共におられる)の聖霊なる神が共にいてくださいます。